修理について

日頃のメンテナンスが車を長持ちさせます。

車のお医者さん

車の悪くなっているところ、悪くなりそうなところを見つけ出し、元の状態に直すのが自動車整備士です。
地域に密着したサービスで、安心してご依頼頂けるよう、「車のお医者さん」として日々業務に励んでいます。

車に乗っていると、便利で快適で、ついつい忘れがちになってしまうかもしれませんが、安全に、快適に車を使い続けて頂くためには壊れているところが無いか定期的に整備点検する必要があります。

人間の病気と同じで、早期発見早期治療が車との関係をより安心で快適なものにしてくれます。

「なんか最近調子わるいな?」そんな風に感じたら、お気軽にお声掛け下さい♪♪♪

定期点検で車の健康管理

車には様々な部品が使われています。硬いもの、柔らかいもの、金属で出来てているもの、樹脂で出来ているもの。様々な部品が合わせあって機能を果たしています。
また、車には様々なオイル類・油脂が使われています。特にエンジンオイルは人間の血液の様な役割をします。
エンジンオイルの管理が悪いと車はしだいに調子を落としていってしまいます。

そしてなにより怖いのは突然のトラブル。

いざ旅行、いざドライブ、通勤、お買い物、お出かけの時に車が動かなくなったり曲がりにくくなったっり止まりにくくなってしまっては大変!!

愛車のメンテナンス、お気軽にご用命下さい!!

エンジンオイル

メンテナンスの基本!「エンジンオイル」
例えるならエンジンは心臓、エンジンオイルは血液。
車には自分自身で血液を浄化する機能はありません。使用しているうちにエンジンオイルはどんどん汚れていき、その機能も低下して行きます。
機能が低下したエンジンオイルを使い続けると・・・「燃費の悪化」「出力の低下」「オーバーヒート」「エンジン異音の発生」などの原因となり、故障につながりかねません。

また、エンジンオイルは車を動かさなくても次第に酸化し劣化していきます・・・・・・・・

目安は5,000〜8,000kmで交換。距離を走らなくても半年に1回はエンジンオイルを点検して頂くのがおすすめです。

【新品のエンジンオイル】
非常に透き通っています。

【1年間走行約10,000kmのエンジンオイル】
新品オイルとの比較。下が新品のオイルです。

タイミングベルト

「タイミングベルト」は交換のタイミングが重要
部品自体のお値段は大体2,000〜3,000円程度のものですが、交換作業に多くの手間と時間が必要となるので大きな出費になりがちです。
最近の新しい車のエンジンにはベルトではなくチェーンが使われるようになりましたが、まだベルトを使用した車もたくさん存在します。
切れてしまうと非常に厄介で、最悪の場合エンジン交換が必要なケースもあるため、メーカー推奨の交換距離を超えている場合は要注意です。

メーカー毎に多少距離が違う場合もありますが、切れる前に交換する事が大切で、大体100,000km前後が目安です。

バッテリー

「バッテリー」現代の車は電気が不可欠
現代の車には電装品が多数使用されています。車のバッテリはエンジン始動以外にも、各種電力供給や車両の制御を行う各種コンピュータへの電力供給をしています。
よく、「バッテリーがあがった」という言葉を耳にしますが、「バッテリーあがり」は2種類あります。

@充電して回復するバッテリーあがり
A充電しても回復しないバッテリーあがり

@は単純に電気が空っぽになってしまった状態で、充電すればまた使用出来るようになります。Aはバッテリー自体が劣化により電気を蓄えれない状態になっているため、充電しようとしてもすぐに使えなくなってしまいます。

@の場合はバッテリーを交換しなくても大丈夫ですが、ここで肝心なのは、なぜバッテリーの電気が失われてしまったのか、原因を特定しておくことです。

車はエンジンが動いている時、バッテリーに充電を行います。充電した量より電気をたくさん使った場合@のバッテリーあがりが起こります。
何度充電してもすぐに@のようなバッテリーあがりが起こる場合は、もしかしたら発電機や、その他電装系に問題が発生しているのかもしれません。

バッテリー交換の目安ですが、以前は2〜3年と言われていましたが以前に比べて高性能なバッテリが増えてきたため製品によっては4〜5年というものもあるそうですが車の使用頻度や使用状況にもよりますので、定期的に点検することをおすすめします。

タイヤ

車の安全を支えている「タイヤ」
はがき1枚分の面積で車の重量を支え、「走る・曲る・止まる」のすべてに大きく関わってくるタイヤ。

通常、一つの部品は一つの役割をこなすものですが、タイヤは一人三役をこなします。しかも、路面と唯一触れ合っているいる部分なので本来であれば運転前に必ず点検しておきたい部品です。

また、タイヤは車の燃費にも関係してきます。空気圧が低いとタイヤの転がり抵抗が増加しクルマの燃費が悪化します。
費用的な面もあるかと思いますが、使用限度ギリギリまでタイヤを使うというのは、安全面でも経済的な面でも結果としてマイナスとなってしまします。

【使用限度を超えたタイヤ】
タイヤには、使用限度を確認しやすいように、スリップサインというものがありますが、写真は実際にスリップサインが出たタイヤです。これはタイヤが法的な使用限度に達した事を示し、使用限度に達したタイヤは法的に使用が認められていません。

【溝が残っていても危険】
タイヤはゴムを使用した製品のため、年数が経つと本来の軟らかさを失っていき、次第にひび割れが起こります。硬くなったタイヤは溝の深さに関わりなく本来の性能を発揮できなくなるため、雨で滑りやすくなったりすることもあります。

パンク修理
\1500〜
タイヤ脱着
\2000〜

修理事例

H13年式 ダイハツ ミラジーノ

【エンジンよりカラカラ音発生】
エンジンよりカラカラ音が発生しているとのことで入庫

【VVTの異常】
エンジンオイル交換を定期的に行っていなかった模様で「VVT」が故障した模様

ねじりながら組み付ける作業に少々難しさがありましたが、修理が完了し快調を取り戻しました。

H12年式 スズキ アルト

【冷却水漏れ】
駐車場に水漏れ跡があり、独特の臭いがするとのことで入庫

【ウォーターポンプより水漏れ】
不具合箇所はウォーターポンプでした。フロントバンパーをはずして修理作業実施

下から見て、緑色の冷却水が漏れている状況が確認出来たため、漏れている箇所はそんなに多数ではない事を確認。順番に調べていき、タイミングベルト奥のウォーターポンプからの水漏れが原因であることを確認。

スズキ ワゴンR

【修理前】
ドライブブーツが破損し、中のグリスが飛散しています。

【修理後】
新品のパーツに取り替え、飛散したグリスを綺麗に取り去りました。

早めの発見であれば良かったのですが、今回はブーツが切れ、グリスが飛び散っている状況だったため、分割タイプのブーツに安直に交換するのではなく、分解してジョイントの中を洗浄しグリスUPを行いブーツの交換となりました。

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