車検とは「保安基準に適合しているかしていないかの検査」の通称です。
「道路運送車両法」で定められている「保安基準」に適合しているかいないかを車両検査して確認します。
車検が切れている自動車を公道で走らせることは、道路交通違反になります！！
道路交通法の処罰の対象となり免停！！「無車検運行」で違反点数はなんと６点です。
もし、以前に免停などの前歴があったら免許取り消しになるほどの重い処分があります。
自動車を長く使っていると、次第に様々な部分が消耗してきたり、経年劣化してくる部分があります。
全く点検整備を行わずそのままの状態で使用し続けると「保安基準」に適合しなくなるどころか思わぬ事故の原因になることもあります。
また、エンジンやブレーキなど重要な部分にトラブルが発生している場合には、周囲の方にも迷惑をかける事にもなり非常に危険です。
そのため、定期的に検査(車検）をすることで、「保安基準」との適合性を確認する必要があります。自動車の構造・装置を定期的に確認する制度を設けることで、自動車の安全性を確保し、大気汚染の予防、円滑な道路交通の確保と省エネルギー化を維持する目的で「車検」が設けられています。
①車検証
②自動車損害賠償責任保険証明書
③自動車税納税証明書（継続検査用）
④車検証使用者名義の認め印
①～③を紛失されてしまっている場合、車検を受ける前に再発行の手続きが必要となります。
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【質問】 車検はいつ頃から受けれるんでしょうか？
【回答】 検査満了日の１ケ月前から受けることが可能です。
車検証に記載されている、検査満了日の１ヶ月前から受けることが可能です。フロントガラスに貼ってあるシールには車検満了の年月が記載されています。
【質問】 車検は満了日より早く受けると有効期間が短くなるんですか？
【回答】 有効期間は短くなりません。
１ヶ月前に受けても満了日から２年間有効になるので、有効期限が短くなるようなことはありません。
【質問】 どんな車だと車検に通らないのでしょうか？
【回答】 主に保安基準に適合しない車です。
主に保安基準に適合しない車ですが、駐車違反の反則金を支払っていない場合も車検を受けれません。
それ以外には以下のような項目に該当する車は車検に通りません。
×運転席・助手席にフィルムを貼っている車
×フロントガラスにひび割れがある車
×最低地上高が９ｃｍ以下の車（一部異なる場合があります。）
×規定を満たさないホイール装着車
×車体（フェンダー）からタイヤ及びホイールがはみ出ている車
×規定を満たさないクリアレンズ（ウインカーが白で点滅も白など）
×ブーツ類の破損があるもの
×マフラーに排気漏れがある車
×エンジン廻りなどからのオイル漏れが著しく酷い場合。
×並行輸入車で排ガス不適合の車
×ヘッドライトの光軸がずれている車
×タイヤのスリップラインが出ている車
×商用車でＬＰタイヤを装着していない車
×エアホーンがついている車
×座席を外していて乗車定員が変わっているが変更手続きされていない車
×８ナンバー登録車で必要なパーツがすべて揃っていない車
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